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チルゼパチド記録アプリ

MounjaroとZepboundに対応したチルゼパチド記録アプリ

MounjaroでもZepboundでも、ペンでもバイアルでも。Mingoはチルゼパチドの投与をすべて記録し、注射日にお知らせし、副作用・食事・体重を2.5 mgごとの各ステップと並べて表示します。

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この記事で紹介している承認や添付文書は、米国の医薬品規制当局であるFDAのものです。日本ではPMDAと厚生労働省が所管しており、各薬の状況は異なる場合があります。医師や薬剤師にご確認ください。

要点

チルゼパチド記録アプリは、週1回のMounjaroやZepboundの注射、現在の用量ステップ、注射した部位を記録し、注射日にお知らせします。Mingoでは、副作用を0〜10で評価し、食事を写真・音声・バーコードで記録し、約5日というチルゼパチドの半減期を使って、記録した用量から推定薬剤濃度を描きます。

Mingoでチルゼパチドの1週間を記録する方法

  • Mounjaro、Zepbound、調合薬

    薬を選び、単回使用ペン、KwikPen、バイアルのいずれでも、毎回の用量をミリグラムで記録します。

  • 注射日のリマインダー

    曜日と時刻を設定します。Mingoがお知らせし、事前に知らせることもでき、注射が記録されていなければ2時間後にもう一度お知らせします。

  • 6つの用量ステップをひとつのグラフに

    2.5 mgから15 mgまで、体重グラフは用量ごとに色分けされ、新しい用量ごとに印がつきます。

  • 注射部位のローテーション

    ボディマップの12か所から選びます。左右交互をオンにすると、前回の注射と反対側をMingoが提案します。

  • 推定薬剤濃度

    記録した用量と、約5日というチルゼパチドの半減期から計算します。傾向を見るための推定値で、検査値ではありません。

  • 副作用を0〜10で評価

    吐き気、下痢、便秘、注射部位反応と、そのほか14の症状を記録し、独自の症状も追加して、薬剤濃度と並べてグラフにできます。

  • 食事、タンパク質、水分

    食事を写真、音声、テキスト、バーコードで記録。1日のタンパク質・食物繊維・水分の目標と、水分のリマインダーも使えます。

  • 処方医に渡せるPDF

    任意の期間の用量、推定濃度、体重、食事、副作用を書き出せます。

毎週金曜日にMounjaro 15 mgという週1回のスケジュール、体重の目標、水分・タンパク質・食物繊維の目標を表示したMingoのプラン画面木曜日の注射後に15 mgでピークに達し、1週間かけて下がっていくチルゼパチドの推定濃度を示したMingoのグラフ
Mingoアプリの画面(数値はサンプルデータです)。

チルゼパチドの概要(米国)

有効成分
チルゼパチド(Eli Lilly製のGIPおよびGLP-1受容体作動薬)
Mounjaro
成人および10歳以上の小児の2型糖尿病と、2型糖尿病の成人における心血管リスクの低減。英国とEUでは体重管理にも承認。
Zepbound
肥満の成人、または体重に関連する疾患がある過体重の成人の体重減少と維持;肥満の成人における中等度から重度の閉塞性睡眠時無呼吸
用量ステップ
2.5 mgで開始し、各用量を4週間以上使用した後に2.5 mgずつ増量、最大15 mg
デバイス
全6規格の単回使用ペンとバイアルのほか、週1回分を4回分含むKwikPenと複数回使用バイアル
打ち忘れた場合
4日(96時間)以内なら投与し、それを過ぎたらスキップ
半減期
約5日(過体重または肥満の人では5〜6日)

MounjaroとZepboundは同じ薬を同じ規格で含みますが、承認されている用途が異なります。どちらを、どの用量で使うかは処方医が決めます。

出典: MounjaroおよびZepboundの添付文書(2026年8月改訂)

ひとつの成分、2つのブランド

セマグルチドが1つのホルモン受容体に作用するのに対し、チルゼパチドはGIPとGLP-1という2つの受容体に作用します。Eli Lillyはこれを、同じ規格・同じ週1回のスケジュールで2つの名前で販売しており、それぞれ異なる用途で承認されています(MounjaroとZepboundの添付文書):

Mounjaro Zepbound
米国での承認 2型糖尿病;2型糖尿病における心血管リスクの低減 体重管理;肥満を伴う閉塞性睡眠時無呼吸
開始用量 2.5 mg 2.5 mg(開始時のみ)
維持用量 2.5〜15 mg 5、10、15 mg(体重);10または15 mg(睡眠時無呼吸)
打ち忘れ 4日以内 4日以内

米国以外では事情が変わります。英国と欧州連合では、Mounjaroは体重管理にも承認されています(EMA)。各ブランドの詳細は、Mounjaro記録アプリとZepbound記録アプリのページをご覧ください。

4週間ごとの6つの用量ステップ

チルゼパチドの治療は、どれも週1回2.5 mgから始まります。その後、現在の用量を少なくとも4週間使用するごとに2.5 mgずつ、15 mgまで増量できます。つまり用量は6段階あり、そのうちどこまで必要かは処方医が判断します。副作用は用量とともに増える傾向があります。Zepboundの体重減少試験では、吐き気が5 mg、10 mg、15 mgでそれぞれ25%、29%、28%の人に見られ、プラセボでは8%でした(Zepbound添付文書)。

だからこそ、用量ごとの記録が役立ちます。Mingoは注射のたびに用量を保存し、体重グラフを用量ごとに色分けするので、数か月後には、どのステップで最も変化があり、どのステップで副作用が出たかがわかります。添付文書では、経口避妊薬を使っている人に対し、開始後と各増量後の4週間は経口以外の避妊法に切り替えるか、バリア法を追加するよう勧めています。そのためにも、増量した日付が重要になります。

臨床試験の結果

SURMOUNT-1では、肥満の成人が5 mg、10 mg、15 mgを使用した場合、72週後の体重減少は平均でそれぞれ15.0%、19.5%、20.9%で、プラセボでは3.1%でした(Jastreboff et al., NEJM 2022)。チルゼパチドとセマグルチドを最大耐用量で比較したSURMOUNT-5では、72週後の平均はそれぞれ20.2%と13.7%でした(Aronne et al., NEJM 2025)。これらは集団の平均値で、あなた自身の傾向はあなたの記録が示します。薬の仕組みはチルゼパチドのガイドで解説しています。

ペン、KwikPen、バイアル、調合チルゼパチド

MounjaroとZepboundには、単回使用ペンと単回使用バイアルのほか、週1回分を4回分含むKwikPenと複数回使用バイアルがあります。単回使用のペンとバイアルは、30 °C(86 °F)までであれば冷蔵庫の外で合計21日間保管できます。KwikPenや複数回使用バイアルは、初回使用から30日後または4回使用後に廃棄します。

調合(コンパウンディング)薬局のチルゼパチドを使う人もいます。FDAは、調合薬はFDAの承認を受けておらず、安全性、有効性、品質の審査も行っていないと述べています(FDA)。FDAは2024年12月にチルゼパチド注射の供給不足が解消したと発表し、調合業者に認めていた一時的な柔軟措置は終了しています(FDA)。Mingoは調合チルゼパチドをリストに載せており、どの用量もミリグラムで入力できますが、シリンジの単位や濃度は換算しません。

Mingoがしないこと

Mingoはブランドや用量を選ばず、単位の換算もせず、血液中のチルゼパチドを測定することもありません。濃度の曲線は記録した用量から計算したものです。Mingoが残すのは、あなたと処方医の判断に役立つ、用量・症状・食事・体重の記録です。

よくある質問

チルゼパチドを記録できるアプリはありますか?

はい。Mounjaro、Zepbound、調合(コンパウンド)薬のいずれを使っていても、Mingoでチルゼパチドを記録でき、注射日のリマインダー、注射部位、副作用、食事、体重をひとつの場所で管理できます。

Mingoでチルゼパチドのバイアルを記録できますか?

はい、ミリグラムで記録できます。Mingoはシリンジの単位や濃度を換算せず、バイアルの残量も数えないため、毎回の用量は薬剤師の説明と使用説明書に従って測ってください。

調合(コンパウンド)チルゼパチドはFDAに承認されていますか?

いいえ。FDAは、調合薬はFDAの承認を受けていないと述べており、2024年12月にチルゼパチド注射の供給不足が解消したと発表しました。Mingoは記録を正確にするために調合チルゼパチドをリストに載せています。

MounjaroとZepboundの違いは何ですか?

どちらもEli Lillyのチルゼパチドで、規格も同じです。米国では、Mounjaroは2型糖尿病に、Zepboundは体重管理と閉塞性睡眠時無呼吸に承認されています。

Mingoの料金はいくらですか?

Mingoのダウンロードは無料です。最初の数件以降、新しい記録を追加するにはMingo Proのサブスクリプションが必要です。リマインダー、薬剤濃度グラフ、PDFレポートには必要ありません。

出典

このページの薬に関する情報は、公式の添付文書と以下の研究に基づいています。用量とスケジュールは処方医が決定します。 更新日 .

  1. Mounjaro添付文書、2026年8月改訂(DailyMed)
  2. Zepbound添付文書、2026年8月改訂(DailyMed)
  3. Mounjaro製品特性概要(欧州医薬品庁)
  4. Jastreboff AM et al. Tirzepatide once weekly for the treatment of obesity (SURMOUNT-1). N Engl J Med 2022
  5. Aronne LJ et al. Tirzepatide as compared with semaglutide for the treatment of obesity (SURMOUNT-5). N Engl J Med 2025
  6. FDA:減量目的で使用される未承認のGLP-1薬に関する懸念
  7. FDA、GLP-1の全米での供給が安定し始めたことを受けて調合業者向けの方針を明確化

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